タイヤの管理・メンテナンスする上で重要なポイント「空気圧」
タイヤを管理・メンテナンスする上で注意しなくてはならないポイントとして空気圧が挙げられます。タイヤの摩耗や劣化を気にするのと同時に常に適性な空気圧に調整するよう心がけることが大切です。タイヤの空気は、不足していても逆に多すぎてもいけません。
例えば、サッカーやバスケットボールなどのボールの空気圧が少なくても上手くプレイできないのと同じように、空気が入り過ぎていてもボールをコントロールしにくくなると考えれば分かりやすいです。
空気が少なく明らかに空気圧が足りなければクルマの走行が不安定になったり、まともに走行できなくなることは予想できます。
タイヤの空気が多すぎると起きる不具合
空気が入り過ぎているとどういう不具合があるかというと、末端の表面が過剰に膨れ上がり路上の石などの傷を受けやすくなるのと、ボールが跳ねやすくなることで球技が行いにくくなるのと同じでタイヤもまたバウンドしやすくなります。これはサスペンションに過剰な負荷がかかったり、乗っている人にも不快な上下運動をもたらせます。
道路の浮き沈みによって「ズッシーン」と車が跳ね上がり体が乗りあがる感じがありますよね。
あの時の不快感や跳ね上がりというのは、サスペンションの品質とタイヤの空気圧が適度に調整されていることで変化します。タイヤの空気圧が適正であれば跳ね上がらないようなごく小さな路面の変化でも過剰に反応するようになるので、室内の乗り心地は悪化し、タイヤと車体に細かな振動や衝撃が加わり続けることになります。
その意味でタイヤの空気圧というのは、クルマをメンテナンス・管理する上で非常に大切なことなので、ぜひこまめに調整したいですね。
タイヤの空気圧はクルマによって定められている
そして、タイヤの適性な空気圧というのは、クルマによって定められています。
これはクルマの中に記載されている「指定空気圧」のシールを見ると簡単に知ることができます。
また、どれくらいのスパンでタイヤの空気圧をメンテナンスしたらいいかというと、1か月に1度調整していれば問題はないでしょう。